1999年10月7日 日本経済新聞より
イガデン
汚濁物質10分の1に
排水浄化装置を開発

検査機器ベンチャーのイガデン(茨城県石下町、五十嵐武士社長)は工場排水などを浄化する装置を開発した。
排水中に通電し、湖沼や河川の水質を悪化する窒素やリンを効率良く取り除く。
実験では排水中の汚濁物質を十分の一以下に減らせた。
今後、性能試験を繰り返し、食品工場など向けに導入を働きかける。
開発した装置は排水に電気を流し、窒素やリンなどを浮上させて分離する。
工場の排水溝などに取りつけて利用する。
実験によると、一㍑当たり約四十㍉㌘含まれていた窒素分が一分程度の処理で同三㍉㌘まで減少。
また同約百㍉㌘のリンが処理後には同〇・一㍉㌘になった。
廃油などから出るヘキサンの処理にも使えるという。
工場排水などは微生物を使って浄化する方法がある。
ただ有機物は分解出来るものの、窒素やリンの分解は難しかった。
窒素やリンは有害なアオコの発生を招くため、対策の強化が求められている。
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